あなたの周りで「この人クルマに無頓着だなぁ」と感じる人はいませんか?筆者の周りにも一定数このような人は存在します。
本記事では、そのような「クルマに無頓着な人が所有するクルマ・運転の特徴」を6つご紹介します。
クルマ自体の特徴
まずはクルマの外観からわかる特徴をご紹介します。
通年スタッドレスタイヤを履いている
冬期に装着したであろうスタッドレスタイヤを、それ以後の時期にも通して使用しているクルマをしばしば目にします。
スタッドレスタイヤは雪道でのグリップ力を上げるため、柔らかい素材でできています。
確かに積雪路以外の走行が可能なタイヤですが、その柔らかい素材故に摩耗が早かったり、ぐにゃっとした乗り味(腰砕け感と言われることが多いです)からキビキビしたハンドリングが得られないというデメリットがあります。
よってクルマやドライブが好きな方は、冬期以外はノーマルタイヤに履き替えていることが多いです。
傷や凹みが複数ある
例えクルマを擦ったりしてしまっても、走行に支障がない場合はそのまま。そのようなクルマは、クルマの見た目に無頓着なオーナーが所有している可能性が高いです。
安全性に問題が無ければいいですが、下地が露出するような傷の場合は錆が発生してしまいます。
錆が進行した場合フレームなどの骨格の強度にも影響する可能性があるので、都度リペアしてあげることが理想です。
洗車傷がしっかりついている
クルマの塗装面は意外と傷がつきやすいもの。
使い古したタオルなどで洗車をしている、という人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?表面が硬いタオルなどを使って洗車をしてしまうと深い洗車傷が蓄積してしまうことがあります。
また、頻繁な洗車機の利用で微細な傷が入ることもあるようです。近年の洗車機は大分改善されてきたようですが、回転運動で汚れを落とす性質上リスクは残存します。
運転の特徴
次に運転から見る特徴をご紹介します。
ハンドルの据え切りを多用している
クルマが停止した状態でハンドルを切る行為を「据え切り」といいます。
据え切りは、少しでもクルマが動いている時のハンドル操作に比べてタイヤ、ステアリング関係の機構にダメージを与えているようです。
昨今のクルマでは頻繁に行わない限り深刻なダメージ蓄積は無いという意見もありますが、可能な限り行わないほうがベターと言えそうです。
また、タイヤは据え切りを多用するとより早く摩耗するようです。
ドライブ・バックのギア入れ替えをクルマが動いてる時に行う
意外とやっている人が多いと感じます。
例えば駐車する時。ドライブ=前進で徐行して、まだ止まらず前進している時にバック=後進にギアを入れ替えるといった運転。
現代のクルマであればトランスミッションの強度的に、また制御的に耐久性には問題ないレベルとの見解も多いですが、停止してからギアチェンジした方がよりクルマに優しいと言えそうです。
夜間の無灯火運転
これは「無灯火違反」として道路交通法違反になりますので、大前提として夜間はヘッドライトをONにして走行することがドライバーの義務です。
しかしながら、夜に無灯火で走行しているクルマは案外いるものです。あまりクルマに詳しく無い人の場合は、各種装置の操作方法を把握していなかったり、またそもそも使うべきシチュエーションであることを認識していなかったりするかもしれません。
とはいえ、前述の通り道路交通法違反になるうえに、自車にとっても周囲にとっても危険が伴うため、必ず灯火方法を理解した上で適切に使用しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?もしかしたら知らず知らずのうちにクルマにダメージを与えたり、周囲に影響を与えてしまったりしている可能性があります。これらのような習慣を行っていないか、今一度振り返ってみましょう。