ドライブには、その人の性格が如実に出ます。
マシンの操縦をうまくこなすことに必要な器用さから、とっさの判断や周囲のクルマなどへの気遣いといった順応性の有無まで、その人となりを丸裸に判定できる行為だと考えています。
だからこそ、恋愛関係のみならずとも信頼して長く付き合っていける人となりかを見極めるのに、一度その人が運転するクルマに乗車してみることはとても有用です。
それでは、チェックすべき具体的な項目8選+αを紹介しましょう。
ドライブ中にチェックすべきポイント8選
ドライブ中、交通法規をこの上なく遵守しているか?
制限速度をピッタリ守って走行し、車線変更や右左折時のウインカーはしっかりと余裕をもって出す。
一時停止も必ずクルマが停止するようにしっかり行う(何なら二段階停止までする)。
そのような人は、きっと私生活でも誠実でまじめな方でしょう。
決められたルールはきっちりと守り、あなたに対しても誠心誠意尽くしてくれる可能性が高そうです。
一方で、融通が利かない一面もありますのでご注意を。
ドライブ中、スピードを出しがちか?
これはスピードの出し方によります。
全体的にスピードが速めで、その他要素と合わせて道中の速達性にこだわっているようであれば、ひとことで言うと「せっかち」タイプ。
何事もスピーディーにサクサクこなすことを身上としていて、一緒に仕事をするには頼もしい。
ただ、のんびり派の人にとってはあわただしく感じることも。
特に急いでいるわけでもなく、スピードを出して楽しんでいるようであれば、「スリル」大好きタイプ。
何かと刺激にあふれた日常を送れそうですね。
ただ、どちらも時にはルールやモラルを逸脱することを厭わない可能性がありますので、その点気にしておくと良いでしょう。
ドライブ中、頻繁に車線変更をしていないか?
例えば、複数車線ある高速道路で、交通状況に応じてしばしば車線変更を繰り返す。
前項とも類似する面がありますが、周りの状況を考慮したうえで速達性にこだわったような行動の場合は、せっかちかつ合理主義な可能性があります。
物事をすぱすぱと判断して選択できる点は心強いですが、相手のことを差し置いて進めてしまう自分よがりな面があるかもしれません。
また、周囲のクルマを気にせずに行動しているようなら、感覚派で思ったことは周りを気にせずすぐに行動してしまうタイプの可能性があります。
マイペースで天真爛漫な反面、周りに人の状況を考えずに行動してしまい協調性に欠けるようなところがあるかも。
ドライブ中、周囲のクルマの流れに乗れているか?交通の妨げになっていないか?
交通の流れを考慮したドライブや行動ができる人は、きっとあなたに対しても細かな心配りができる素敵な方でしょう。
スムーズな運転には、周りのクルマへの心配りがとても肝要で、それが常にできている人は日常的に周囲に気を配っている思いやりのある人でしょう。
例えば、複数車線ある幹線道路や高速道路において。
追い越し車線の先頭を走り、後ろに大名行列を作っていることはないでしょうか?
周囲の状況を慮ってドライブできる人なら、そのような状況なら速やかに走行車線に移動してスムーズな交通の妨げとならないような行動を起こすはずです。
ドライブ中、ブレーキ・ハンドルの操作に角が無いか?
これらの操作を角なくスムーズに行えているドライバーは、私生活でも器用で細かなところまで気を配ってくれる人かもしれません。
判別できる主なシチュエーションは以下の二つ。
一つは、Rの緩やかな長めのカーブを曲がっているときのハンドル操作。
カーブの曲線に合わせて、一定のハンドル切り角で走行しているでしょうか?
がさつで不器用な人の場合、急に舵角を増減させたりして多角形に近い軌道で曲がっていくことが往々にしてあります。
もう一つは、停車をする際にまさに車速ゼロkmになるときのブレーキの扱い。
クルマが完全に停止する時にブレーキの踏力がそのままだと、停車時の後ろ向きのGでガクッとなるはずです。
器用な人であれば、完全停車するタイミングに合わせて徐々にブレーキ踏力を抜いていって、Gの変化が少ないスムーズな停車ができていることが多いです。
ただ後者についてはクルマの特性、例えばブレーキの制動開始の応力が強いクルマの場合は、停車時の扱いが超絶シビアになることもあります。
とはいえ、角のない停車を心掛けているかは感じ取れるはずなので、ドライブ中は特に気にして見てみるといいでしょう。
ドライブ中、口が悪くなっていないか?
いわゆる「ハンドルを握ると人が変わるクチ」です。
ヤンキー的思想を持っている人のケースもありますが、意外とまじめで規律に厳しい正義感ある人がこうなるケースもしばしばあります。
筆者の周りは意外とそのような人を見かけます。
このようなタイプの人を分析するには、口に出している言葉の真意を見極めて判断するといいでしょう。
自己中心的で周りを威圧するような意図だったらかなりの危険信号ですが、ルールを守らない無礼なクルマに対する言葉であったら、それは正義感の裏返しかもしれません。
真意はどうあれ、言葉として発せられていることは事実です。
同乗者との関係性によりますが、関係性が深くない場合は自律が少しできない人だと、関係性が深い人の場合は包み隠さず本心を話してくれているのだと捉えてもいいでしょう。
ドライブするクルマが、汚れていたり散らかっていたりしないか?
だらしない人の場合は、クルマが汚れていたり物が散乱していたりしている可能性があります。
土足禁止など過度な管理をしているのも考え物ですが、常識的なレベルで車内外が綺麗に保たれているかをチェックしておくことをおすすめします。
ドライブ時に乗車するクルマが、世間的にちょっと異質なカスタムをしていないか?
その人のセンス、世界観がわかります。
痛車やヤンキー的チューン(ステッカー・ネオン管・極端なシャコタン…)など、その人の信条がよくわかりますよね。
ドライブ以外でも、このようなことも見分けるきっかけに
余談ですが、人間観察好きな筆者が考えるドライブ以外で人となりを推測できるきっかけをおまけで紹介します。
カラオケに行く
リズムの取り方や音程の取り方、音の出し方でその人の器用or不器用をある程度推測可能です。
とりわけリズム感においては先天的な要素が強い気がしていますが…。
特に音程の取り方、音の出し方については結構その人となりが如実に出る傾向があると感じています。
というのも、ばっちり音程や強さが合わずとも(ここは声色や先天性もあるため)、器用な人も場合はなるべく原曲の旋律に合わせる意思を感じるし、発声の強弱をパートによって意識して変えていることが見て取れるのです。
お酒を飲みに行く
お酒が入った状態は、その人の本性が出るといわれています。
お酒の強いor弱いは体質なので関係ありませんが、ほろ酔い状態では無意識の言動が出がちです。
饒舌になる人、他人に食って掛かる人、甘える人、一人で楽しむ人…など。
気になる人とは一度酒席を共にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
皆さまもなんとなく「あるある」といったポイントがあったのではないでしょうか?
もし末永くお付き合いしたい気になる人がいるようでしたら、ぜひドライブデートに繰り出してみてください。
その人の本質的な性格が見えてくるはずです。
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